総合職採用
施設(建築)
大阪工事事務所広島建築工事所 施設管理係 田中 絵理 2006年 入社
Career Step
- 2006年大阪支社 大阪設備区
- 2007年(株)ジェイアール西日本ビルト 出向
- 2008年大阪支社 大阪設備区
- 2009年大阪工事事務所 大阪建築工事所
- 2011年大阪工事事務所 建築担当課
- 2012年大阪工事事務所 広島建築工事所
出向先で実感することができた
「現場目線」で考えることの大切さ

大阪工事事務所 大阪建築工事所

入社直後に配属されたのは、駅施設等の維持管理やリニューアルなどを手がける大阪設備区でした。1年後に、その大阪設備区が発注する仕事を請け負っているグループ会社に出向。外壁の補修やトイレの改修などを主とし、駅構内に設置される飲食店の内装デザインや設計なども担当しました。
これまでは仕事を発注する立場でしたが、出向時に現場で実際に工事をする立場となり、多くの気付きが得られました。例えば現場の担当者となると、壁の設置位置や仕上げ材の材質など、細部に至るまで施工業者の方に指示をしなければなりません。1年目に発注者として仕事を依頼していた際には気付く事ができなかった点であり、実際に工事を行うために必要な細部の決め事を、すべて受注者側にフォローしていただいていたわけです。現場を体験することで「発注の際、受注者側がどんな情報があると助かるのか」という視点も得られ、その経験は自分が再び発注者側に戻った際にも活かされました。
また、現場の職人さんとのやりとりを通して、どんな細部でも設計者としてこだわりをもって図面に書いておくことの重要性を実感し、発注者として現場でものをつくる職人さんの目線で考えることの大切さを学べた1年でもありました。

成長を支えたもの
これまでに担当したさまざまな現場での経験を通して、設計や施工管理、品質管理の知識や技術が育まれました。特に工期が長かった広島駅の橋上化工事は、完成までに大きな壁が数多くありましたが、乗り切ることができたのは仲間の存在があったからです。とにかく所員全員が前向きで、どんな困難なことがあってもギリギリまで粘って誰も諦めない。そんな周りのみんなの存在があったからこそ、大きなプロジェクトを無事に終えることができたと思います。広島駅橋上化工事が終わり、チームのメンバーはバラバラになりましたが、今でも連絡を取り合うほど仲が良く、そんな仲間の存在が私の成長を支えてくれました。

地域の人々が驚きや喜びを感じていただける
駅づくりに携われることのやりがい

大阪工事事務所 広島建築工事所

2017年10月、リニューアルされた広島駅が全面開業されました。工事は2012年春から始まり、2014年11月の改札内コンコースの先行開業、2017年5月の自由通路の供用開始、そして全面開業に至るわけですが、私はその設計とデザインのほぼすべてに関わらせていただきました。デザインコンセプトに沿って、壁や床の素材、色、質感、照明など、決めなければいけない箇所は数多くあり、各所の仕様については徹底的にこだわりました。
例えば、広島駅在来線上空の自由通路の天井に設置した三角錐形状の装飾。人々のさまざまな思いを「折り」に込め、その「折り」が重なって集まることを表現する空間とし、平和の香る白を基調とした淡い上品な配色としています。その形状はもとより下から当てる照明にもこだわり、最も映えるように光の角度をミリ単位で調節しました。
期間中は、「どうすれば、より良いものになるのか」を考え、社内のチームや社外の施工会社など、関係者と激論を交わす日々。ハードな仕事でしたが、全面開業時に初めてお客様が通路を歩かれた時には、言葉にならないほどの喜びと大きなやりがいを感じました。また、開業時にSNSで「すごくきれいになった!」と、大きく変わった広島駅に驚き、喜んでくださっているお客様の方々の声が数多く発信され、それを見た時にはこれまでの苦労が報われる思いでした。地域の方に誇っていただける駅をつくることができて、自分の手がけた仕事の重要性を再認識するとともに、そのなかで技術者として成長できたことを誇りに感じています。

私の地域への取り組み
現在は西広島駅の橋上化の仕事を担当しています。広島駅は海外を含む多くの旅行者の方に利用される大規模なターミナル駅ですが、西広島駅は通学・通勤を中心とした地元住民の方の利用が主となる駅。当然、求められる要望も違い、駅の規模によってアプローチの仕方はさまざまですが、その場所に応じた形で利用者の方のご要望を反映し、駅づくりを通して今後も地域に貢献していければと思います。
